中小企業診断士試験の難易度について考える。1年でストレート合格するのは本当に難しいのか。
先日、日経新聞に次のような記事が載りました。「中小企業診断士」資格が取得したいビジネス関連資格のトップに躍り出たそうです。
(本当に?その割にはあまり中小企業診断士という資格・職業を知っているという方に出会わないのが不思議なものです。そのあたりは我々がもっと頑張らなくてはなりませんね。)
取りたい資格で首位の中小企業診断士は経営コンサルタントを認定する唯一の国家資格で、中小企業の経営診断・助言を担う。合格率約4%と難易度は高いが、経営全般に関わる知識を習得できるため会社員や公務員など幅広い業種で人気を集めている。将来のポストに不安感を抱く会社員らが、昇格や独立への備えとして取得するケースが増えていると見られる。
確かに中小企業診断士試験において勉強する科目というのは、(ポジションにもよるでしょうが)会社員として知っていると役立つ知識が多いため、勉強しようという気になるのもわかります。そういう意味では取っ掛かりやすい資格であるといえるでしょう。
参考:一次試験科目
- 経済学・経済政策
- 財務・会計
- 会計、ファイナンス
- 企業経営理論
- 経営戦略論、組織論、マーケティング論
- 運営管理
- 生産管理、店舗管理
- 経営法務
- 会社法、知的財産法など
- 経営情報システム
- 技術情報、経営情報
- 中小企業経営・政策
- 中小企業経営、中小企業政策
それでは、いざ資格取得を志したとして、実際の試験難易度はどれぐらいなのでしょうか。「1年でストレート合格する」という前提に立った際の私なりの見解を述べたいと思います。
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国内スマホゲーム市場の春は終わり。ゲーム業界の次のトレンドは?注目分野3選
はじめまして、とある診断士です。
初投稿ということでそれらしい話でもしようかと思いましたが、それはそれで面倒ですし、淡々と描きたいことを綴りたいと思います。
本日は国内スマホゲーム市場ひいてはゲーム業界の今後に関するお話。
ここ数年で一気に立ち上がった日本のスマホゲーム市場。いまやその規模は約6000億円といわれ、約3200億円(ファミ通発表の2015年速報値より)である家庭用ゲーム市場をあっという間に抜き去っていきました。倍です、倍。
パズドラ、モンストあたりはゲームを遊ばない方でも名前ぐらいは知っているという大ヒットを記録しましたし、これら以外にも、月商が億を超えるタイトルの話をたくさん耳にします。DeNA守安社長曰く、アプリストアの売上ランキングで100位以内にはいれば月商1.5~2億円は出るそうです。
これだけ聞くと何とも景気の良い話ですが、国内スマホゲーム市場の我が世の春とも呼ぶべき時期は終わりを迎えつつあるのではないでしょうか。
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